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マッチングアプリでのやりとりは、最初の1通目が勝負といっても過言ではありません。数多くのメッセージが飛び交う中、少しでも印象に残る内容でスタートできるかどうかで、その後の展開が大きく変わってきます。とくに「面白い」と感じさせるメッセージは、相手の興味を引き、返信される確率をグッと高めてくれるでしょう。
ここでは、なぜ「面白い1通目」が効果的なのか、その理由と具体的な例文、送る前に気をつけたいポイントまでをくわしく解説します。


ただ「はじめまして」だけでは埋もれてしまうメッセージの世界。なぜ、少し笑えるような、気の利いた1通目が返信につながりやすいのかを見ていきましょう。
「はじめまして!よろしくお願いします」「こんにちは。マッチングありがとうございます!」こうした一言は無難ですが、正直なところ目を引く要素がありません。
相手が人気会員であればあるほど、同じようなメッセージが何十件も届いている可能性があります。そんな中で、「おっ」と思わせる一言があるだけで、他と差をつけることができるのです。
面白いメッセージには、「センスがあるな」「この人とは会話が楽しそう」といった印象を与える効果があります。ユーモアのセンスは、恋愛において非常に大切な要素のひとつ。
最初から堅苦しさがなく、明るいやりとりができそうだと感じさせることで、返信してもらえる可能性が高くなります。
「会話が盛り上がりそう」「もっと話してみたい」そんな期待感を与える1通目は、返信率アップに直結します。
逆に、無難で無機質なメッセージは「返信しても続かなさそう」と思われてしまいがち。面白さは、次の会話への扉を開くポイントになるでしょう。


「面白さ」といっても、ただふざけたメッセージを送ればいいわけではありません。相手に好印象を与え、自然に笑ってもらえるようなバランス感覚が必要です。
どんなにユーモアが効いたメッセージでも、相手のプロフィールを読まずに送っていることが伝わってしまえば台無しです。面白さの中にも、「あなたのことをちゃんと見てますよ」という気遣いがあるかどうかで、印象は大きく変わります。
たとえば、相手が「スパイスカレーにハマってます」と書いていたら、「こんにちは!もしやスパイス配合の天才だったりします?」といったような言い回しをすることで、自然な笑いと興味を引き出すことができるでしょう。
「面白い=ウケ狙い」と考えてしまうと、無理なボケやスベりにつながる恐れがあります。重要なのは「さりげなさ」です。ちょっとした言葉遊びや、自分を軽くイジるようなユーモアが好印象につながります。
「プロフィールに料理男子って書いてあるけど、冷凍チャーハン以外も作れるんですか?」こんな一言があるだけで、思わずクスッとされる可能性が高まるでしょう。
面白さだけで終わらせず、会話につながる「ツッコミどころ」を残しておくのもテクニックのひとつです。質問形式や、「これはどういうこと?」と思わせる表現を使うと、自然と返信したくなる流れができます。
「ペットにカメって書いてあるけど、名前はウサギですか?(笑)」このように、クスッとできて会話が広がる一言を添えると好感度アップにつながります。


相手に印象を残しつつも自然に会話を始められる「面白い1通目」の具体例を確認していきましょう。ポイントは、ふふっと笑える程度のユーモアと、相手への興味が伝わる内容をバランスよく盛り込むことです。
たとえば相手のプロフィールに「映画が好き」「キャンプによく行く」と書かれていた場合、それに関連づけた一言を入れてみましょう。
「こんにちは!プロフィール拝見しました。映画好きとのことですが、いきなりで恐縮ですが『絶対にこれは見とけ』って映画、ありますか?ちなみに僕は『ホーム・アローン』を30回見たことがあります。」
こうしたメッセージは、相手の趣味に触れることで親近感を持ってもらいやすく、自然な形で会話が広がります。
ユニークなプロフ文やちょっと変わった写真を見つけたときは、そこを思い切ってツッコむのも効果的です。
「こんにちは!プロフィール写真のサングラス、なかなか攻めてますね(笑)あれってお気に入りの1本ですか?」
笑いを交えつつも、決してバカにするのではなく、センスや個性をポジティブに拾うことがポイントです。
どうしても何を書けばいいかわからないときは、無難なあいさつに一工夫加えてみましょう。
「こんにちは!スマホ変えたばかりで、まだ操作が慣れないのですが…最初にマッチョしたのが◯◯さんでちょっと嬉しかったです。」
よくある文面でもちょっとしたことで笑ってもらえるような文面にするとともに、「あなたにマッチできて嬉しい」と伝われば、気持ちのこもったメッセージに感じてもらえます。


面白さで返信を狙う前に、気をつけておきたいポイントがあります。やみくもに笑いを取りにいくのではなく、相手との「距離感」に配慮することが大切です。
まずは、相手のプロフィールを丁寧に読むことが前提です。趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物など、何でも構いません。会話のヒントは、たいていプロフィールの中に隠れています。
逆に、プロフィールを無視したテンプレのような内容は、スルーされる確率が高くなってしまうので注意しましょう。
たとえば、自分ではユーモアを込めたつもりでも、相手の性格やテンションによっては「ふざけている」「軽すぎる」と思われてしまうこともあるかもしれません。
相手の年齢層や使っている言葉の雰囲気を読み取りながら、トーンを調整しましょう。
「ウケを狙おう」「印象を残そう」と意気込みすぎると、文章が不自然になりがちです。面白さは余裕から生まれるものです。
相手に笑ってほしいという気持ちを込めつつ、自分らしい自然な言葉でメッセージを送ることを意識してみましょう。


マッチングアプリにおける1通目のメッセージは、「はじめまして」の代わりであり、同時にあなたの第一印象そのものです。その1通で「返信してみよう」と思われるか、「この人はいいかな」とスルーされるかが決まると言っても過言ではありません。
面白い1通目は、相手に「この人とは話してみたい」「やりとりが楽しそう」と感じさせる力があります。ただし、面白いにも色々な形があるため、奇をてらうのではなく、相手との相性や距離感を大切にした自然体のメッセージを心がけましょう。
返信率を上げるためには、ほんの少しの工夫と、相手をよく観察する姿勢が必要です。1通目のメッセージに自信が持てるようになれば、マッチングアプリでの出会いはもっと楽しく、実りあるものに変わっていくでしょう。
株式会社flamのシークレットメディア編集部です。
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