大学生のマッチングアプリ利用率や出会いの実態を解説

大学生活の中で「出会いがない」と感じたことはありませんか？授業やサークル、アルバイトといった日常では、なかなか恋人候補と出会うチャンスが少ないものです。

そのような状況の中、マッチングアプリを使って恋愛や友達探しをしている大学生が増えています。

ここでは、大学生のマッチングアプリ利用率の実態から、利用目的、注意点、安心して使えるアプリの選び方までを詳しく解説します。正しく使えば、マッチングアプリは大学生活をより豊かにする出会いのきっかけになるでしょう。

大学生のマッチングアプリ利用率はどれくらい？

大学生がどれくらいの割合でマッチングアプリを使っているのか、最新のデータや背景をもとに見ていきます。

ここでは、大学生のマッチングアプリの利用率を紹介しますので、参考にしてください。

最新調査から見る利用率の実態

マッチングアプリの利用は、今や社会人だけでなく、大学生にも広がっています。リクルートやマイナビといった就職情報サービス企業の調査によれば、大学生の3〜4人に1人がマッチングアプリを利用した経験があるという結果が出ています。

とくに都市部の大学生ほど利用率が高く、通学や授業の合間、夜の時間など、空いた時間に気軽に出会いを求める傾向があるようです。

SNS世代にとって、マッチングアプリでのやりとりは特別なことではなく、LINEやInstagramでの交流と同じ感覚で使っている人も多いでしょう。

大学生の多くが出会いを求めて使っている

マッチングアプリの利用率が高まっている背景には、「リアルな場では出会いにくい」という現状があります。コロナ禍以降、授業がオンライン化されたことで人との接点が減り、「せっかく大学に入ったのに、友達も恋人もできない」と悩む人が急増しました。

そんな中、マッチングアプリは「距離を超えて出会えるツール」として注目を集め、今にいたります。

また、同年代の恋人や友達を探したいという目的のほかに、年上と付き合ってみたいという希望から社会人と繋がれる点が魅力的だと評価する声もあります。

なぜ大学生はマッチングアプリを使うのか

マッチングアプリ利用者が増えているのは事実ですが、ではなぜ多くの大学生がアプリを使うようになったのでしょうか。

ここでは、なぜ大学生はマッチングアプリを使うのか、その理由を詳しく見ていきます。

出会いのきっかけが限られている

大学生活は自由が多く、一見出会いがたくさんあるように思えますが、実際には交友関係が固定されがちです。サークルやゼミが限られていたり、アルバイト先が決まっていたりすると、毎日会う人の顔ぶれが変わらないことも多いものです。

その結果、新しい出会いが欲しいという思いから、マッチングアプリに目を向ける人が増えています。

恋人探しだけでなく友達・遊び目的も

「彼氏・彼女が欲しい」以外にも、「誰かと話したい」「気軽に遊びに行ける人を探したい」といった目的でマッチングアプリを使う人もいます。恋愛に対してまだそこまで真剣ではないという大学生にとって、マッチングアプリは柔軟な使い方ができる便利なアプリなのです。

また、恋愛未満の関係性を楽しむ、いわゆる友達以上恋人未満を求める人も少なくありません。

暇な時間にたくさんの人と出会いたい

授業の空きコマや、通学時間、アルバイトのシフトの前後など、大学生は意外と「暇な時間」が多いものです。そうしたスキマ時間にスマホ1つで人と出会えるのが、マッチングアプリの魅力です。

「誰かとメッセージしたい」「話し相手が欲しい」と思ったときに、すぐに誰かと繋がれる環境は、多忙な社会人よりも大学生にとって相性がいいといえるでしょう。

コロナ禍でリアルな出会いが減少した影響も

2020年以降の新型コロナウイルスの影響で、大学内のイベントや合コン、飲み会などリアルな出会いの場が激減しました。その結果、「このままだと誰とも出会えないかもしれない」という不安から、オンラインでの出会いに可能性を見出す大学生が急増したのです。

現在でもその流れは続いていて、「リアルよりマッチングアプリの方が気楽」と考える層が定着しています。

大学生がマッチングアプリで気をつけるべきこと

手軽に出会える一方で、マッチングアプリには注意点もあります。とくに学生は経験が少ない分、トラブルに巻き込まれるリスクが高くなりがちです。

注意しなければいけないことを確認しておきましょう。

詐欺・業者・宗教など危険な相手に注意

「可愛い人から急にメッセージがきた」「お金儲けの話を持ちかけられた」など、不自然に感じるやりとりには注意が必要です。大学生は「情報弱者」として狙われやすく、マルチ商法や宗教の勧誘、投資詐欺に巻き込まれるケースも報告されています。

メッセージの内容に違和感を感じたら、無理にやりとりを続けず、すぐにブロック・通報するようにしましょう。

写真やプロフィールの信ぴょう性を見極める

マッチングアプリ上では誰でも理想の自分を演出できます。プロフィールに書かれている情報や写真が本物とは限りません。とくにモデルのように整った顔写真には注意が必要です。

大学生同士であれば、共通の知人やSNSでのつながりを探してみるのも、信頼度を判断する手がかりにもなるでしょう。

出会う前にビデオ通話などで相手確認を

実際に会う前には、一度ビデオ通話をすることをおすすめします。声のトーンや話し方、表情の雰囲気など、メッセージだけではわからない部分を確認できるためです。

ビデオ通話を嫌がる人や、理由をつけて避ける相手は、何か隠している可能性があるので警戒しておきましょう。

大学生の利用率が高いが安心できるマッチングアプリの選び方

数あるマッチングアプリの中から、大学生が安心して使えるアプリを選ぶには、いくつかのポイントがあります。

ここでは、大学生の利用率が高いが安心できるマッチングアプリの選び方を紹介するので参考にしてください。

年齢確認・本人確認がしっかりしている

信頼できるマッチングアプリは、登録時に身分証による年齢確認や本人確認を徹底しています。これにより、未成年の利用やなりすましを防げるため、トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。

逆に、確認手続きが曖昧なマッチングアプリは気軽に利用できますが、安全面は保証できないので避けるようにしましょう。

通報・ブロック機能が充実している

万が一、怪しいユーザーとマッチングしてしまっても、すぐに通報やブロックができる機能があれば安心して利用できます。運営が通報後の対応をしっかり行っているかどうかも、利用前にチェックしておきましょう。

マッチングアプリのレビューや利用者の体験談などを参考にするのもおすすめです。

目的に合ったアプリを選ぶ

マッチングアプリには「真剣な恋愛向け」「気軽な出会い向け」「趣味友探し」など、それぞれコンセプトがあります。自分の目的に合ったアプリを選ぶことで、ミスマッチを防げます。

たとえば、真剣な恋愛を望むならペアーズやwith、気軽な会話を楽しみたいならTinderなど、目的によって使い分けましょう。

大学生のマッチングアプリ利用率は増加中！正しく使えば出会いのチャンスに

大学生の間でマッチングアプリの利用率が上がっているのは、単なるブームではなく、「今の時代に合った出会い方」として定着してきた証拠といえます。とはいえ、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれることもあるため、リスクを理解し、安全に使うことが大切です。

「大学生活で恋人が欲しい」「もっといろんな人と話してみたい」と思ったら、マッチングアプリはその一歩を踏み出すアプリとして非常におすすめです。自分に合ったアプリを選び、ルールを守りながら、新しい出会いを楽しんでください。