マッチングアプリがめんどくさくなった理由と対処法

最初はワクワクして始めたマッチングアプリ、気づけば通知がストレスになったり、やりとりに疲れたり、「もうめんどくさい……」と感じるようになった経験はありませんか？

ここでは、マッチングアプリがめんどくさくなる理由と、うまく付き合っていくための対処法を紹介します。

恋活や婚活を長く続けるためには、気分の浮き沈みとどう向き合うかがとても大切です。少し立ち止まって、自分に合った使い方を見直してみましょう。

マッチングアプリがめんどくさくなる理由とは

「マッチングアプリをやめたいわけじゃないけど、なんだか気が重い……」そんなふうに感じたことがある人は多いのではないでしょうか。

ここでは、なぜマッチングアプリがめんどくさくなるのか、その代表的な理由を整理していきます。

やりとりが続かないストレス

せっかくマッチングしても、メッセージが続かない、そんな体験が積み重なると、「どうせまたすぐ終わるかも」と感じてしまい、やりとり自体が億劫になってしまいます。最初のうちは返信が来るたびに嬉しかったのに、気づけば定型文のようなやりとりに疲れてしまう人も多いでしょう。

相手の反応が薄かったり、こちらが質問してばかりだったりすると、どちらか一方だけが頑張っているような気持ちになりがちです。その結果、徐々にやりとりのモチベーションが下がり、マッチングアプリを開くのすらめんどくさく感じるようになります。

いいねやメッセージの数に疲れる

人気のマッチングアプリを使っていると、毎日のように「いいね」やメッセージが届くことがあります。一見嬉しいように思えますが、あまりにも数が多いと、誰に返信すればいいかわからず混乱したり、ひとりひとりを丁寧に見るのが負担になったりすることもあるでしょう。

とくに複数人と同時にやりとりしていると、それぞれの話題を把握するだけでひと苦労です。まるで仕事のように感じてしまい、「こんなに頑張らないと出会えないのか」と疲弊してしまう人も少なくありません。

相手の真剣度が見えずモチベが下がる

マッチングアプリは、真剣な恋人探しをしている人もいれば、なんとなく暇つぶし感覚で使っている人もいます。そのため、メッセージのやりとりをしている段階では、相手がどのくらい本気なのか見えづらいのが現実です。

せっかく好印象の人とやりとりしていても、突然返信が途切れたり、デートの話になると一気にトーンダウンしたりすると、「自分ばかり本気だったのかな」と感じてしまいます。こうした温度差が続くと、マッチング自体がむなしく感じるようになることもあるでしょう。

会っても相性が合わないことが多い

やりとりを重ねて実際に会ってみたものの、「思っていた感じと違った」「会話がかみ合わなかった」といったギャップを感じることもよくあります。写真やメッセージだけではわからない部分があるため、どうしてもミスマッチは避けられません。

何度も会っては解散を繰り返すうちに、「また会っても合わなかったらどうしよう」と気が重くなってしまう人もいます。せっかく時間とエネルギーをかけても、成果が得られないと感じたときに、マッチングアプリを続ける意味を見失いやすくなるのです。

マッチングアプリがめんどくさくなったと感じたときの対処法

「めんどくさい」と感じるのは、心が疲れているサインかもしれません。無理に続けようとするよりも、一度立ち止まって見直してみることが大切です。

ここでは、マッチングアプリがめんどくさくなったときの気持ちを整理し直すための3つの対処法を紹介します。

一度アプリを休む「デジタルデトックス」

一番効果的なのは、思い切ってマッチングアプリから距離を置くことです。通知をオフにしたり、マッチングアプリをアンインストールしたりすることで、「やらなきゃ」という義務感から解放されます。

数日〜1週間ほど休むだけでも、心がリセットされ、「もう一度やってみようかな」と前向きな気持ちになれることもあるでしょう。無理にマッチング数やメッセージの数を追いかける必要はありません。

目的を再確認して方向性を明確にする

「自分はなぜマッチングアプリを使っているのか？」と改めて考えることで、やるべきことが見えてきます。たとえば、「真剣な交際がしたい」のか「まずは気軽に話せる人がほしい」のかによって、選ぶマッチングアプリやアプローチの方法も変わってきます。

目的がはっきりすると、「この人とは目的が合わなさそう」と早めに見極めができるようになり、無駄なやりとりやストレスも減らせるでしょう。

会う相手の基準をしっかり決めておく

「誰でもいいから会ってみる」スタイルだと、相性が合わない相手との時間が増え、疲れやすくなります。自分なりの基準を持っておくことで、効率的に動けるようになるでしょう。

たとえば、「初回メッセージが丁寧な人」「価値観が合いそうなプロフィールの人」など、あらかじめ自分の中で選ぶポイントを明確にしておくと、やりとりやデートに対するストレスも減らせます。

めんどくさくなったけどやめたくない人におすすめの使い方

「疲れたけど、出会いは欲しい」そんな人におすすめなのが、マッチングアプリとの付き合い方を見直すことです。マッチングアプリの使い方ひとつで、感じる負担は大きく変わります。

ここでは、めんどくさくなったけどやめたくない人におすすめの使い方を紹介していきます。

少人数と丁寧にやりとりするスタイルに変える

たくさんの人とやりとりしようとするほど、管理が大変になり、気力も削られていきます。そこでおすすめなのが、気になる人を数名に絞り、その人たちとだけ丁寧にやりとりするスタイルです。

質を重視することで、やりとりが楽しく感じられるようになり、相手のことをより深く知ることもできます。結果的に、関係が進展しやすくなる可能性も高まります。

婚活・恋活向けアプリに絞ると気持ちが楽になる

気軽な出会いを求める人が多いマッチングアプリでは、真剣度の温度差で疲れてしまうこともあります。目的がはっきりしているなら、婚活や恋活に特化したマッチングアプリに絞って使うのもひとつの方法です。

そうすることで、最初から共通の目的を持った相手と出会いやすくなり、やりとりの内容も前向きで実りあるものになりやすいでしょう。

相性診断など機能のあるアプリで効率アップ

プロフィール検索に加えて、性格診断や価値観マッチ機能などがあるマッチングアプリは、相性のよさそうな相手を自動的に提案してくれます。自分で膨大なプロフィールをチェックしなくてもいいため、心理的な負担が減ります。

また、マッチングの質が高まることで、やりとりやデートの成功率もアップするでしょう。効率よく進めたい人には、こうした機能付きマッチングアプリがおすすめです。

めんどくさくなったときはアプリ以外の出会いにも目を向ける

アプリだけが出会いの手段ではありません。視野を広げることで、新たな気づきや可能性が見えてくることもあります。

ここでは、マッチングアプリ以外の出会いについて解説していきます。

友人の紹介や趣味の場での出会いに目を向ける

共通の友人を介した紹介は、信頼感があり、最初から安心して会話しやすいメリットがあります。また、趣味の場では自然な形で距離が縮まりやすく、会話のネタにも困りません。

恋愛を目的としない出会いから発展することもあるので、「恋活の場」以外に目を向けてみるのもおすすめです。

結婚相談所や街コンも視野に入れてみる

「本気で結婚したいけど、マッチングアプリは疲れた」そんなときは、結婚相談所や街コンなど、対面での出会いをサポートしてくれるサービスを利用するのも手です。最初から目的が明確なぶん、スムーズに交際へ進みやすいのが特徴です。

また、プロのアドバイザーがいる相談所では、自分に合った相手を紹介してもらえるため、効率的かつ安心感のある婚活が可能になります。

アプリ以外の恋愛方法のメリット

マッチングアプリ以外の出会い方には、直接会って相手の空気感を感じ取れるというメリットがあります。写真や文字では伝わらない「フィーリング」が重要な人にとっては、リアルな出会いの方が合っているかもしれません。

また、自然な会話の流れから恋愛に発展することが多いため、「恋愛しなきゃ」というプレッシャーも少なく、よりリラックスして関係を築いていけます。

マッチングアプリがめんどくさくなったら気分転換して前向きに

マッチングアプリに疲れを感じるのは、決して珍しいことではありません。むしろ、真剣に向き合っているからこそ、気持ちが重くなる瞬間があるのです。

そんなときは、無理に続けるよりも、いったん立ち止まってリセットすることが大切です。自分にとってのベストなペースや出会い方を探しながら、前向きに恋活・婚活を続けていきましょう。