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マッチングアプリは、恋人探しや友達づくりなどに便利なアプリですが、誰もが真剣に出会いを求めているとは限りません。
なかには、恋愛感情を装ってお金を引き出そうとする「お金目的」のユーザーが紛れていることもあります。知らずに関わってしまうと、精神的なショックだけでなく、金銭的な被害にまで発展するおそれもあるため注意が必要です。
ここでは、お金目的のユーザーの特徴や手口、見抜くためのポイント、そして万が一出会ってしまった場合の対処法を紹介します。
安心してマッチングアプリを使いたい人は、ぜひ参考にしてください。
マッチングアプリにいるお金目的のユーザーには、いくつか共通する特徴があります。相手のプロフィールややりとりから違和感を察知できれば、被害に遭う前に距離を取ることができるでしょう。
男女問わず、こういった目的で近づいてくる人は、自分の外見や経済状況を盛ってアピールする傾向があります。「すぐにでも恋人がほしい」「運命だと感じた」など、極端に早いペースで関係を進めようとする人も注意が必要です。
親しみを感じさせたうえで金銭に関する話を切り出してくる場合、その裏には別の意図が隠れていることがあるので注意しましょう。
お金目的のユーザーがどんな方法で接近してくるのかを知っておくと、警戒しやすくなります。
ここではよくある3つの手口を紹介しますので参考にしてください。
マッチングしてすぐに「今、少し困っていて」「投資の話を聞いてほしい」など、お金にまつわる話題を出してくる相手には注意が必要です。
信頼関係ができていない段階で金銭の話をしてくる人は、最初から金銭目的で近づいている可能性があります。
関係が浅いうちは、相手がお金の話をしてきたら一歩引いて距離をとるようにしましょう。
体調不良、仕事のトラブル、家族の事情など、同情を引くエピソードを持ち出して「助けてほしい」と言ってくるケースもあります。
一度お金を渡すと、その後も「もう一度だけお願い」などと何度も要求される可能性も。
やりとりの中で同情を引くような話が多く登場する場合は、冷静にやりとりの意図を考えてみましょう。
高級ブランドの話を頻繁にしたり、「誕生日が近い」と言って高価な物をねだったりするタイプの人も存在します。
「付き合ってくれたら○○してあげる」などの言葉に引っかかると、知らないうちに貢がされる関係になってしまうこともあるかもしれません。
恋人候補というより、都合のいい関係として見られていないかどうかを見極めることが大切です。
トラブルを未然に防ぐには、相手の行動ややりとりの中にある小さな違和感を見逃さないことが重要です。
ここでは、騙されないために意識しておきたい3つのポイントを紹介します。
やたらと話が早く進んだり、恋愛感情を強調してくる人には注意が必要です。
普通の出会いでは考えられないほどスムーズに「会いたい」「付き合いたい」と言ってくる場合、冷静にやりとりを振り返ってみてください。
メッセージの内容に具体性がなかったり、言っていることに矛盾がある場合も要注意です。
テキストだけのやりとりでは、相手の本当の姿を判断するのは難しいものです。可能であれば、実際に会う前にビデオ通話をしてみるのがおすすめです。
通話を拒否したり、何度もタイミングをずらしてくる場合は、なりすましの可能性や、業者の可能性も考えられます。
実際に会ったときも油断は禁物です。お金の話をしてきたり、無理なお願いをされた場合は、その時点で相手の言動をよく確認しておきましょう。
怪しい部分や、信用できない部分が見えてきたら注意してください。
また、初デートから高級店に行きたがるなど、金銭的な負担を強いるような提案があれば距離をとることも検討しましょう。
どれだけ注意していても、お金目的の相手にマッチングしてしまうことはあります。
「まさか自分が…」と戸惑ってしまうかもしれませんが、冷静に対応すれば大きなトラブルを避けることができるでしょう。
ここでは、お金目的の相手に出会ってしまった場合の取るべき具体的な対処法を紹介します。
相手の言動に少しでも違和感や不信感を感じたら、無理に関係を続ける必要はありません。最初は普通の会話だったとしても、徐々に金銭の話題が増えてきた、急に態度が変わったなど、不自然さを感じたタイミングで距離をとりましょう。
いきなり連絡を絶つのが難しい場合は、返信の頻度を下げて徐々にフェードアウトするのも一つの方法です。
はっきりと「これ以上やりとりしたくない」と伝えるのもいいですが、相手によっては逆上する可能性もあるため、相手の反応を見極めて判断してください。
すでにお金を渡してしまった場合や、詐欺のような被害にあったと感じた場合は、すぐにアプリの運営に通報することが大切です。
マッチングアプリには通報機能があり、悪質なユーザーの利用停止措置や他のユーザーへの注意喚起につながります。
感情的になる前に、客観的に状況を整理し、必要な情報をもとに冷静に報告を行いましょう。やりとりの記録が残っていれば、通報内容の信憑性も高まります。
実際に被害に遭ってしまった場合、泣き寝入りせずに証拠を残しておくことが今後の対応において重要になります。
相手とのメッセージ履歴や送金記録、プロフィールのスクリーンショットなどは、警察や消費生活センターへ相談する際の重要な証拠となります。
被害を最小限に抑えるためにも、できる限り記録を取り、冷静に行動してください。一人で抱え込まず、周囲に相談することも大切です。
マッチングアプリを安心して利用するには、相手を見極める目と、自分を守る意識の両方が必要です。
トラブルに巻き込まれないようにするには、日頃の使い方やちょっとした注意がポイントになります。
ここでは、安全にアプリを使い続けるための具体的なポイントを紹介します。
年齢や身元が確認されていることで、業者や悪質ユーザーの侵入をある程度防ぐことができます。
逆に、本人確認が不要なアプリは誰でもかんたんに登録できるため、トラブルのリスクが高まってしまうでしょう。
無料で使えるアプリであっても、本人確認の有無は必ずチェックすることが大切です。
プロフィールがやたらと整いすぎていたり、会話のテンポが不自然だったりする相手には注意が必要です。「やけに話が合う」「褒めすぎてくる」など、違和感を感じたら無理に関係を深めないことがポイントです。
また、会ってもいない段階で個人的な話を深く聞き出そうとしてくる相手や、別のサイトへ誘導してくるようなケースも注意しましょう。
少しでも引っかかる点があれば、少しずつフェードアウトするなどして関わらないようにしてください。
やりとりの中でつい親しくなった気がしても、すぐに個人情報を伝えるのは危険です。
住所や電話番号、勤務先などの情報は、信頼できる相手かどうかをきちんと見極めたうえで判断する必要があります。
相手が本当に誠実な人であれば、個人情報を急いで聞き出そうとはしません。自分の情報を守る意識を持つことで、トラブルを防ぐことができます。
やりとりをしている相手が「もしかしたらお金目的かも」と感じた時点で、一度立ち止まって冷静に考えることが大切です。違和感があるのに流されて関係を続けてしまうと、あとで後悔することにもなりかねません。
恋愛は本来、お互いを大切に思い合うものです。
片方だけが負担を感じていたり、金銭的なやりとりが中心になっているようであれば、その関係は健全とは言えません。
少しでも不安を感じたら、無理に関係を続けずに距離をとること。それが、自分の心とお金を守るための最善の選択になるでしょう。
株式会社flamのシークレットメディア編集部です。
恋活・婚活マッチングアプリのサービス開発で得た知見なども踏まえながら、これから恋愛を始めたいみなさまに役立つ情報をお届けします。
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